ごみ箱閉じ込め窒息死、父親に懲役11年(読売新聞)
長男(当時2歳)をごみ箱に閉じこめて窒息死させたとして、監禁致死などの罪に問われた建設作業員菅野美広被告(35)の裁判員裁判の判決が18日、東京地裁であった。
井口修裁判長は「日常的な虐待がエスカレートした悪質な犯行で、尊い命が奪われた結果は極めて重大だ」と述べ、懲役11年(求刑・懲役12年)を言い渡した。
検察側は公判で、菅野被告による長男の優衣(ゆい)ちゃんへの虐待について、優衣ちゃんの全身に虐待の跡とみられる傷が52か所あったと主張した上で、芳香剤やたばこの吸い殻を食べさせようとしたことや、オーブンや洗濯機に入れてふたをしめ、一瞬スイッチを入れたこともあったと説明。2008年12月23日の午前4時頃、優衣ちゃんをごみ箱に入れてポリ袋をかぶせ、さらに周囲をゴムひもで縛って、同日夕に死亡しているのを見つけるまで、そのままにしていたと指摘した。
弁護側は、優衣ちゃんの虐待は妻、理香被告(35)(3月23日初公判)に頼まれたと主張したが、判決は「被告は腹が立ってやったと認めている。果たした役割が重要であることは変わらない」と指摘した。
閉廷後、裁判員を務めた6人全員が記者会見した。検察、弁護側双方が理香被告の証人尋問を行わず、代わりに捜査段階の供述調書が朗読されたことについて、無職神田雅彦さん(45)は「被告の証言と食い違うところがあり、直接証言を聞いてみたいと思っていた」と述べた。評議では、井口裁判長に「理香被告の話を聞けないか」と申し出たこともあったという。
菅野被告の虐待については、写真家清木博志さん(60)が「最初は遊び半分のいじめだったのではないか。子供じみたいじめを大人が行っていることが怖いと思った」と語った。
・ 寝たきり男性を恐喝 容疑の介護士再逮捕(産経新聞)
・ 裁判員裁判で初の区分審理=複数事件一括避け−「負担を考慮」・大阪地裁(時事通信)
・ <高松高裁長官>富越氏を任命 政府が閣議決定 (毎日新聞)
・ 中川昭一氏再評価の声 2010年カレンダー注文殺到(J-CASTニュース)
・ <中医協答申>病院勤務医を重視 4月実施(毎日新聞)
井口修裁判長は「日常的な虐待がエスカレートした悪質な犯行で、尊い命が奪われた結果は極めて重大だ」と述べ、懲役11年(求刑・懲役12年)を言い渡した。
検察側は公判で、菅野被告による長男の優衣(ゆい)ちゃんへの虐待について、優衣ちゃんの全身に虐待の跡とみられる傷が52か所あったと主張した上で、芳香剤やたばこの吸い殻を食べさせようとしたことや、オーブンや洗濯機に入れてふたをしめ、一瞬スイッチを入れたこともあったと説明。2008年12月23日の午前4時頃、優衣ちゃんをごみ箱に入れてポリ袋をかぶせ、さらに周囲をゴムひもで縛って、同日夕に死亡しているのを見つけるまで、そのままにしていたと指摘した。
弁護側は、優衣ちゃんの虐待は妻、理香被告(35)(3月23日初公判)に頼まれたと主張したが、判決は「被告は腹が立ってやったと認めている。果たした役割が重要であることは変わらない」と指摘した。
閉廷後、裁判員を務めた6人全員が記者会見した。検察、弁護側双方が理香被告の証人尋問を行わず、代わりに捜査段階の供述調書が朗読されたことについて、無職神田雅彦さん(45)は「被告の証言と食い違うところがあり、直接証言を聞いてみたいと思っていた」と述べた。評議では、井口裁判長に「理香被告の話を聞けないか」と申し出たこともあったという。
菅野被告の虐待については、写真家清木博志さん(60)が「最初は遊び半分のいじめだったのではないか。子供じみたいじめを大人が行っていることが怖いと思った」と語った。
・ 寝たきり男性を恐喝 容疑の介護士再逮捕(産経新聞)
・ 裁判員裁判で初の区分審理=複数事件一括避け−「負担を考慮」・大阪地裁(時事通信)
・ <高松高裁長官>富越氏を任命 政府が閣議決定 (毎日新聞)
・ 中川昭一氏再評価の声 2010年カレンダー注文殺到(J-CASTニュース)
・ <中医協答申>病院勤務医を重視 4月実施(毎日新聞)
2010-02-19 14:24
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0